業績が好調な場合はよいのですが、業績が悪くなると 財務制限条項に抵触するのを避けるために利益のねん出をしたがる会社がでてくる

社債、特に転換社債を発行していないかをチェックする必要がある。
なぜかというと、社債を発行している会社に課せられる義務があって、
それは通常の借入金と違って、社債は無担保かつ公的な市場で運用されるため
社債を発行している会社には細かい規定が課せられる。
(これを財務制限条項という)

 


具体的には赤字にはなってはいけませんとか、流動比率は○%以上でなければいけないとか。
これらにより業績が好調な場合はよいのですが、業績が悪くなると
財務制限条項に抵触するのを避けるために、利益のねん出をしたがる会社がでてくる。